やさしい心やリーダーシップ力を育てるには
週末、遊びに行った近所のキドキドに置いてあった、おもちゃメーカーボーネルンドが発行しているフリーペーパー「あそびのもり vol.43」の中に、参考になった記事があるので、ご紹介します。
その記事は、汐見稔幸さんという方で、白梅学園学長であり、東京大学名誉教授が書かれたもの。時々Eテレの「すくすく子育て」にも出演される、穏やかな温かみのある方ですよね。
やさしい心やリーダーシップ力を育てる鍵は共感スイッチの活性化
人間にはやさしさの遺伝子が備わっているので、そのスイッチが入れば誰もがやさしくなれるのだそう。そのスイッチは共感スイッチと呼ばれ、自分が共感したり他者から共感される体験が重要で、やさしくされた経験が多ければ多いほど、他者にやさしくなれるとのこと。
さらにそれだけでなく、共感体験を重ねることが、意欲や探究心や自己主張のエネルギーになり、ひいては、人を引っ張るリーダーシップの力になるのだとか。
共感スイッチを活性化するには?
・泣いている子に、「どうしたの?」と声をかける
・痛い思いをしている子に、「痛いの痛いの飛んでいけ~」と言ってさする
・失敗して落ち込んでいる子に、「大丈夫?」といって抱きしめてあげる
この辺はまあわかりますよね。他に、
・子供が遊んでいる時に、面白がったり一緒にやってみる
一緒に遊ぶだけでも良いのですね。
・親の期待しないことを言ったりしたりした時、「面白い子ね」「こういうことがすきなのね」と声をかける。頭ごなしに叱らない。
これはなかなか思いつきませんよね~、以後気をつけようっと。
共感するって難しいことではないんだから、すぐに実行できますね!